恋人


[07]ゲーム終了と恋人同士


―彰SIDE―



うわっ、こいつチャレンジャーだよ!





唯を怒らせるような事わざと言ってる。




唯を見ると殺気を放してる。









しかも、後ろに鬼がいるんじゃないか?くらいの勢いで。






怖い、絶対に近寄りたくない。






そう思っていると唯が笑顔でこっちに来てる。



「私、彰君の彼女だから無理だよ。ごめんね。」




「あっ!そうだったのごめんね〜!」



唯からどす黒いオーラがかなりでて来てる。


笑顔が逆に怖いけど、助けてくれたのか?







「彰君、話たい事あるんだけど来て。」



『ん?ああ。』



こっ怖い。









――――屋上



「あいつ何なの?絶対、彰は渡さない。」



おいおい、いつから俺はお前の物になったんだよ!


『おい。俺らまだ偽恋人だろ?』



「ん?ああ、そうだね。」


忘れてたのかよ!!!!




「じゃあ、私は彰が好き。これでゲーム終了。だから今日から彰と恋人よ!」



『は?』


「好きじゃなかったら嫉妬しないでしょ?嫌ならいいけど!私か綾瀬 湊か選べば?」


サラっと凄い事言った上に唯かあいつかって言ったら
やっぱり。



『唯に決まってんだろ?』


「じゃあ。あの女になびかないでよ!」



なびいた瞬間怖いからやらねぇよ!


はぁ。誕生日にプレゼントくれた時少し好きかもって思ったんだよな。









本人は言わないけど。




『唯、せっかく恋人になったならキスしよ!』



「すれば?後勝手に!」


かなり悔しいのか?あの女が。






俺は唯にキスした。


「ん・・・ふっ」

こういう時は大人しくて可愛いのにな。






唇を離した。


「もういいの?」


また、不敵な笑み。





『ん!』

「あの女の対策考えてやる私あの女嫌い。」









唯だけは絶対敵に回さないようにしよう。




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