第8章


[09] 



「ピカチュウさん、まだ終わりじゃありませんよ!」
ロゼリアが叫ぶ。ザングース、ムウマージとともに結晶から守ってくれたようだ。
「お前達・・すまない。」
「なにをおっしゃるピカチュウどの!ミミロップの命を無駄にしてはいけないでござる!」
ザングースが一括する。お前も相当つらいはずなのに・・

状況はかなり分が悪いままだ。近づこうにも結晶の攻撃が激しすぎる。ここままでは・・
「まかせて〜」
ムウマージが飛び出す。
「やめろ!お前だけでは無理だ!」
俺の声も聞かず一直線にアルセウスに向かって飛んでいく。なにか策でもあるのか?
「フッ、お前一人に何ができる」
アルセウスが炎をはく。ムウマージが炎に包まれる・・
「おまえ、ぜったいゆるさない〜」
炎に包まれながらもアルセウスに向かっていく・・死ぬ気か!?
「お き み や げ 〜」
「なっ・・・・」
ムウマージのからだから黒いオーラが吹き出しアルセウスを包む・・
結晶の勢いがガクッと落ちた。これならいける!
「あとはまかせたよ〜・・」
ムウマージが力尽き、地に落ちた・・・
一気に俺が飛び出す。これが本当に最後のチャンスだ・・・



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