第7章


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「く・・・、もう面倒だ。まとめて片付けてくれる!」

アルセウスはプレートでの攻撃をやめ、片足をあげた。一体、何を?

・・・しまった!地震だ。

そう気づいた頃にはすでにアルセウスの足は地面に・・・、

「ヒヒヒヒヒ、トリックルーム!」
その声は・・・サマヨールだった。サマヨールのトリックルームで
空間がゆがみ、アルセウスは思うように動けなくなっていた。

「ここは俺に任せとけ!」
ゴローンはそう言い、石版を壊しにいった。

バキィンッ!バキァンッ!

石版が割れる音が次々に鳴った。しかし、その音とともに
ゴローンの体の一部の石が落ちていってころころ転がっていた。
ゴローンはさっきの炎のダメージを受けて、体力がもう限界のようだ。

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