第6章


[02]


「くらえ!炎のパンチ!」
いきなりか。しかしこいつ、力は強いが早さがない。そんな技軽くさけられる!
「っち!かわされたか!」

できるだけコイツに致命傷を与えたくは無い・・・。
とりあえず、あまりダメージが食らわない電気技で攻めるしかない。

「10万ボルト〜!!」
・・・きいたか?・・・全然きいていない。電気タイプの技だからな。
とりあいず、今は電気技で攻めるしかない・・・。

「くらえ、気合パンチ!」
気合パンチか、炎のパンチをかわせた俺にそんな技など通用しない・・・。電光石火でもあびさせてやる!

「電光せっ・ぐは!」
・・・何!?コイツ、さっきより早くなっている?!
く・・・、体が動かない・・・。

エレキブルはピカチュウの首を絞めていった。

「残念だったな・・・、俺は電気タイプを得意とする奴なんだよ・・・。
人間が作った、ある機械でな、電気技を受けるとパワーアップするように
なったんだ。お前等田舎ポケモンとは格が違うんだよ!」
く・・・、そうだったとは・・・。いくら俺でも分が悪い・・・。

「やめなさい、エレキブル!炎のパ・・・」「ほうでん!」
「・・・く、麻痺して体が動かない・・・。」

「じゃあな・・・、ピカチュウ・・・。」
エレキブルは力を込め、俺にパンチをしようとしている・・・。
俺の人生は、もう終わったのだろうか・・・?

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