第6章


[12]パチリスの野望


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一発小ネタ「パチリスの野望」

ここは谷間の発電所。発電所近くの草むらでなにやら三匹のパチリスが集まっている。
「聞いたぞ、聞いたぞー。最近、電気鼠が手下を集め何やら企んでるんだぞー。」
「もうかなりの勢力らしいでち。」

リーダー格らしいパチリスが口を開く。
「ふうむ…。あの電気鼠に調子こかれるのはムカつきましゅね。決めたでしゅ!僕ちん達も手下を集めて電気鼠に対抗するんでしゅ!」
「おお!」
二匹の子分らしいパチリスは声をあげる。

「そうと決めたらお前たちこの辺のポケモン共を集めて来なしゃい!」
「わかったぞー!」「わかったでち!」

小一時間後…
「その辺から来ますた。その辺から来ますた。その辺から来ますた。」
集まったのはビッパだけだった。
ヒソヒソ「ビ、ビッパだけじゃないでしゅか…」「単純だし天然だから話に乗せやすかったんだぞー…」「他の人は話を聞いてくれなかんたんでち…」
「どこにピカチュウがいるんだお?僕達、ピカチュウがいるって聞いたから見に来たんだお。」
「ピカチュウなんていないでしゅ!僕ちんが呼んだんでしゅ!」
「ちょ、何だお。パチモンかお。」
「パチモンじゃないでしゅ!パチリスでしゅ!」
「僕達、電気を使う奴がいるって最初の5秒だけ把握したからついてきたんだお。どうせなら本物と祭りやりたいから帰るお。」
ビッパ達は帰っていた!
「ちょ、待つでしゅ!…あ〜、もう!こうなったのはお前たちのせいでしゅよ!」「ひ、ひどいんだぞー。」「僕達だって頑張ったでち〜!」
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