第5章


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次はダンス審査。順番にメインで踊り、他の奴はバックダンサーをやるらしい。

また俺からだ。正直ダンスなど生まれてから一度もしたことが無い。
フラつき、踊りといえるような代物じゃなかった・・・。
それでもちゃんと同じ踊りをバックダンサーのミロカロス達は完璧に踊る。恥ずかしい・・・。

次はロゼリアだ。クルクルと技のはなびらの舞を応用した踊りを踊る。
俺だけついていけない。目を回し、フラついてミミロップとロゼリアにぶつかる!
「うわっ!」「きゃあ!」二人とも倒れてしまった。
「不様ね。」

次はミミロップ。
うまく踊るものだ。
俺はやっぱり踊りについていけない。ロゼリアも少し踊りが合わなくなってきた。

最後はミロカロス。
その長い体をいかした不思議で綺麗な踊りを踊る。
当然、できるわけが無い。ミミロップは頑張っているが・・・。
ペシンッ!
ミロカロスの尾がぶつかり、ミミロップが転ぶ。
「あら、ごめんなさい。」
「ちょっと〜!わざとでしょ!?」
「なんのことかしら?」

「次は演技審査だっキィ。審査員はムウマージとザングースとゴルバットがやるキィ」

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