第5章


[39] 


「へえ〜!面白〜い!」
聞き終わったアグノムはニコニコしている。
取り合えず…ダイブは免れたようだ。
「そこで…」
「うん、でも悪いけどダメ」
やっぱり…

「まあ…お前も役目があるんだろうからな」
「それもあるけど…どうも最近、この辺を変な人間達がウロウロしてるんだ」
「変な人間?」
「そう、何か…宇宙人みたいなカッコしたの」
宇宙人…?

「それって…シンジ湖で私を捕獲しようとした奴の仲間かしら?」
「確か、ソノオの花畑にも…」
「へんなのいた〜」
「そう言えば…」
「ザングース、知っているのか?」
「拙者が洞窟の前でピカチュウ殿を待っていた時、
 そのような珍妙な輩が、エイチ湖に向かって行くのを見たでござる」
恐らく俺達が神殿にいた時、行き違いにでもなったのだろう。

一体、奴らは何なんだ…?

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