第5章


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――「ここがこの鼠の深遠・・・」
「そちらからここまで来てくれるとは好都合。」
「き、貴様は・・・アルセ・・・!!」――
「ビシャーーンッ!」
ッ!・・・??
今度は何とも無い。それどころか奴の方がボロボロになっている。
「ぐ・・・まさか・・・こんな鼠を・・・・・・とは・・・!結界が・・・・・・逃げ・・・・!」

「ドドギュウウーン!」

またあの鳴き声だ・・・!
天井から眩しい光が差し込み・・・“あの”ポケモンだ・・・!
俺の夢に出てきて、そしてレジギガスの時も現われた・・・!!

――「ご苦労。貴様のここでの役割はもう果たした。」――
俺の心に直接語り掛けてくる。
――「お前は・・・?お前は何なんだ!?」「まだ知る必要はない。旅に戻るがいい。」――
“あの”ポケモンは、右前足でカツンと地面を叩く。
――「ガギャアッギャア!」――
俺達は光に包まれ・・・!
「待て!答え・・・!





――気付くと俺達は隠れ泉への道に行くために、ミロカロスに乗った水辺に立っていた。

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