第4章


[18] 


テンガン山の洞窟の近くまでたどり着いた。
すると洞窟の前にイタチのような目付きの悪いポケモンが立っている。
いつものように話し掛けようと近づくと、向こうから話し掛けてきた。
「ピカチュウ殿でござるな?」
どうやらこちらを知っているらしい。「そうだ。」、と俺は答えた。
「拙者はザングース。長い間、従うべき主君を求め旅をしていた。そして風の噂で最近ポケモンを集め、
己が野望を果たそうとしているポケモンがいると聞き、どのような御方か確かめに来た。」
「・・・・・・。」
「失礼だが実際に見てみると、ピカチュウ殿はどうもそのようなすごい御方には見えない。そこで拙者は力を試したい。
誰でもいい、この中で拙者に勝てるものがいたなら拙者はピカチュウ殿を主君と認め、野望に協力させてもらうでござる。」

さて、どうするか。
「あ、あの!僕がやります!」

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