第30章


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「ミッション開始」
レンジャーは赤い機械、キャプチャ・スライターから コマのようなものキャプチャ―ディスクを取り出し、それを投げた。そしてレンジャーはキャプチャ・スライターを円を描くように動かした。
そうするとキャプチャ―ディスクが白いコラッタの回りを白い光のラインを描きながら回りだした。
白いコラッタは驚き、光のラインから出ようとするが、ディスクもコラッタの周りを回りながら動く。
コラッタは困ったように立ち止まった。
「よし、いいわよ。そのまま、そのまま。」
レンジャーはキャプチャ・スライターを回しながらそう言った。
しかし、コラッタはキャプチャ―ディスクにでんこうせっかをした。
ディスクがはじかれ、コラッタの回りを描いていた光のラインが消えた。「油断したか、もう少しだったのに!」
レンジャーの顔に悔しさが漂う。
コラッタがレンジャー目掛けてでんこうせっかを仕掛ける。
しかし、女は間一髪で避けてみせた。
「プラスル!白いコラッタに電磁波!」
プラスルは白いコラッタに電磁波を放つ。
電磁波は白いコラッタに直撃し、コラッタは麻痺した。
レンジャーはこの瞬間を逃さないと思い、キャプチャ・スライターを回しだした。
白いコラッタの回りをディスクが何重に回りだした。
次の瞬間コラッタは光に包まれた。


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