第30章


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「へっ、泥棒する奴はこうなるんだぜ。」 店主は戦闘不能になったコラッタに言い放った。

女とプラスルは周りの観光客と一緒にこの光景を見ていた。
「これって、あれだろ、最近ポケモン達が店先に置いてある、商品を荒らすって奴だろ。」
「あぁ、そうだな、テレビのワイドショーで見たことあるぜ」
周りの誰かが言った。「白いコラッタなんて珍しい俺ゲットしちゃおうかなw」
「あなた、駄目よ人様が倒したポケモンを横取りしちゃヒキョーよ、あだ名がフジキ君になるわよw」
周りの観光客や野次馬が口々に喋る。
「プラスル行こうか、私たちの出る幕では無さそうだしね。さぁ、お昼を食べに行きましょ。」
女はプラスルにそう言い、立ち去ろうとしたとき。
「おい、見ろよコラッタが光だした!」
女はその声を聞き コラッタの方を向くと。コラッタは光ながら体力を回復していく。
「自己再生!!」
(野生のコラッタが自己再生なんてするの!?。)
女は思った。

「なんなんだお前は!」
店主は驚きながら叫んだ。
「ゴローン徹底的にやるんだ!」
ゴローンは再び白いコラッタに攻撃を開始した。



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