第29章


[23] 



ガツンッ

「―――ッ!」「ウゲッ!」
不意に、俺の肩に何かがぶつかり、バランスを崩す
なんだ、このゴースト共は―――ん、俺にぶつかって来たこいつは…
「貴様、ピカチュウの手下か?」
「ケケケ、なーに言ってんだ。俺はアイツ等のパーティを邪魔しに来たんだぜ。お前こそ誰だ?」
「・・・・・」
「オヤビン、知らないんですか?この赤い服、大きな袋にプレゼント、どう見てもサンタじゃないですか」
「ウゲッ!本当か!?」
―――どうやら、あの鼠とは敵対関係にあるようだ。パーティを邪魔され、プレゼントを配りきれないという事態は避けなければならない
「貴様ら、今日は帰れ。そうすれば見逃してやる」
「ケッ、いくらサンタの言うことだろーと、それには従えないぜ。」

仕方ない、少し痛い目に合わせてやろう


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