第3章


[04] 


洞窟の中は思ったより広い。
「ここがテンガン山の中なんですね。」
「何だか少し寒くない?」
「この先はもっと気温が下がるだろう。この程度で文句を言ってたら身がもたんぞ。」
少し進むと大きな岩が道を塞いでいる。
「あちゃ〜。」
「どうする?」
「どけ。俺がやってみる。」
思い切り岩に尾を叩きつける。
すると思いの外、簡単に岩は砕け散った。
「す、すごいです!」
これが電気玉の力か・・・。すばらしい、すばらしいぞこの力!体の底から沸き上がってくるようだ!
「ふはは!では先に進むぞ!」
「かっくい〜!」

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