第3章


[23] 


マニューラがまた動きを止める。また悪巧みをするつもりか。
「させるか!」
奴に飛び掛かる!
「かかったな、ヒャハハ!」
「がっ!?」
氷塊が顔面ににぶつかる。
「ヒャッハー!マニューラ選手が投げた氷のつぶてはネズミちゃんの顔面に直撃でえす!」
「「「ストラ〜イク!バッターアウト!ギャハハハ!」」」

「も、もう見てらんないわ!」
ミミロルがピカチュウのもとに行こうとする。
「だ〜か〜ら、邪魔すんなっつーの!」「おとなしく見てなさい。」「踊り子にお触りは禁止よぉん!ギャハハハ!」
だがあの3匹のニューラに止められる。

今は耐えろ、反撃の機会を待つのだ。
朦朧とする頭にそんな声が響いた気がした。
「ヒャハハ、ここまでだなネズミちゃん!じゃ、トドメといくか!」
「「「イエーーーッ!!」」」
マニューラの拳が冷気を纏う!「冷凍パンチだ!」
終わり・・・なのか・・・?
!そういえばドンカラスに持たされたあの実・・・!
ヤチェの実をかじり歯を食い縛る!
ドゴオッ!
「クリーンヒットだあ!このオレの冷凍パンチを食らってたっていた奴はいねえ!オレの勝ちだ、ヒャハハハハハ!」
「そ、そんな・・・。ピ、ピカチュウーーッ!」
「そ、それは・・・どうかな?」
「なっ!」
チャンスだ・・・!奴が驚いている隙に懐に潜り込む!
「お前は調子に乗りすぎた!」
 起 死 回 生 !!



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