第24章


[06] 


 光が収まり、俺はどこか草むらの上で目を覚ました。上半身を起こし、俺は立ち上がる。ここは確か10番道路――?
「あっ!ピカチュウやっと起きた!」
「もう、やっと起きたんですか? ――を目指す、その前にここで夜を明かすとしよう。明日は早いぞ! とか言ってたのはピカチュウさんですよね?」
「ピカチュウねぼうー」
 普段と何一つ変わらないミミロップ達の声が聞こえた。今までの全てが長い悪夢だったような気がしてくる。その思いを覆したのは――。
「もう! そんな子、いつの間に仲間にしたのよ!」
「ずっとその子、ピカチュウさんの寝顔を嬉しそうに眺めてましたよ」
「だれー?」

 ――振り向いた途端に抱き込まれ、顔がうずまった毛玉地獄。

END

「むー、むむー!(息ができん、離せアブソル!)」

 ――主はいわゆる大団円というやつがお好きなのですよ。私も嫌いではありません。

 とぅーびーこんてぃにゅー?



まだカントーの旅は終わらないッ!

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