第23章


[08] 



「ククク…残るは脆弱な神の手駒のみ…」
ドカリッと、ダークライが椅子に体を預ける
「もう誰も俺を止めることは出来ない…」


(―――どうだにゃー…?)
部屋の前まで来たニャース一向―――、慎重にメタングが中を覗き込む
(オカシイ、中ニピカチュウ達ノ姿ハナイ)
(も、もしかしてもう…)
三匹の間に流れる重い空気―――


―――おい、パルキア
ええ、どうやらピカチュウ達はダークライに飲まれてしまったようですね―――
―――どうする?今の我らでは勝負にならん
いえ、これは逆にチャンス―――まだピカチュウが生きていればの話ですが―――
―――どういうことだ?




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