第22章


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〜海上〜

「スターミー殿、残りの特殊技は?」
「あいつらに効きそうなのは・・・パワージェムとサイコキネキスくらいしか・・・」
「ではそれらの技で援護射撃を頼む。拙者は直接攻撃で敵の気を引くでござる」
ザングースが戦ってる間にスターミーが特殊技を撃つ。簡単に言うとこんな作戦だ。
しかしギャラドスたちもバカではない。相手も作戦を立てていた。
「グギャアアアア!!」
ギャラドスが放つアクアテール。軌道はザングースのわずか左にそれた。
「狙いが悪いでござr―――――」
瞬間、地面が揺れた。
いやここは海上のはず。ではなぜ揺れたのか?
「・・・ぐえー・・・」
ザングースを乗せているホエルコが呻いた。
そう。残ったギャラドス3匹(ボス級)はホエルコ狙いに作戦をシフトしたのだ。
「アクアテールだったのが幸いですね・・・こうかはいまひとつです」
冷静に状況を判断するスターミー。そんなことを言っている間にもう一発くる。
今度は牙で噛み砕くつもりだ。



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