第18章


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「十万ボルト!」
「へぶらっ!」
俺はアジト地下二階階段前に来た。それにしても変な気分だ。赤帽子の姿が脳裏をよぎる。
「階段を降りる。地下三階だ!」
俺はその気持ちを振り払うように言った。階段を下りると…
「見張りがいますね。」
「ロケット団か…」
その時、
「そこにいるのは誰だ!」
近づいてくる団員。戦闘を回避するのは難しそうだ。俺は三匹に隠れるように指示して飛び出した。
「おや〜?飛んで火に入る夏の虫とはこのことだな。いけ!アーボック!」
「キシャー!」
こんな所で遊んでるほど暇じゃないのに。
「たたきつける!」
俺はアーボックを秒殺した。
「ちくしょー!なんだってんだよー!覚えてやがれ!」
「待て!逃げるな!」
「あれ?逃げられない?え?」
ムウマージのくろいまなざしがロケット団員を逃げられなくしているのだ。
「口封じだ。十万ボルト!」
「ヘナップ!」
その場に倒れるロケット団員。
「これで五時間は起きない。先行くぞ。」
「ぽわ〜ん。」



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