第18章


[31]page423



サイホーンを包んだ黒い球体が少しずつ小さくなり、何かが出てくる
「行け、ドサイドン」
「グガアァァァ!」
中から出てきたのはドサイドンだった。
その姿はどす黒く、邪悪な力がにじみ出ている
「・・・来るぞ!」
「ガアァァァ!」
咆哮とともにドサイドンがロックブラストを繰り出す
「うわぁ!」「キャァァ!」
みな避けるので精一杯だ
「く・・・」
俺は岩を避けながらドサイドンとの間合いを詰め、尻尾をたたきつける
バキ!!
ギリギリのところでドサイドンが腕で防ぐ
「ガアァァァ」
ドサイドンが俺を弾き飛ばす
「チィッ・・・」
さっきよりもけた違いに強くなってる。俺のアイアンテールもほとんど効いていないようだ
「ごめん!」
「ぐはっ・・」
赤帽子のピカチュウが俺を踏み台にして一気にダークライに近づいた
(この俺を、踏み台にしただと!?)
「行け!ピカチュウ10万ボルトだ!」
赤帽子のピカチュウがダークライに電撃を放つ。だがダークライは避けようともしない
「フッ、無駄なことを」



[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.