第18章


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「俺に聞きたいことだと?」
「アンタ、アルセウスを知っているだろ?」
あまりのことにヒードランは驚きを隠しきれなかった
「なぜおまえごときが俺の主人の名を知っている!」
「やっぱりあれは夢じゃなかったんだね」
「・・・・・」
「そうか、おまえはパルキアが言っていたあのときの戦いにいたのだな」
「そういうことよ。ピカチュウ以外あの戦いの記憶は消されているみたいだけど、どうやらアタシの記憶は消し損ねたみたいだね」
「えっ、記憶?アルセウス?いったい何の話?」
ムクホークとフライゴンは全く話についていけない
「時間が戻って、何もかもが元通りになって、本当に起きたことなのかわからなかったけど、これで確信がもてたわ」
ニャルマーが続ける
「アタシの記憶が正しければ、アルセウスはまだ復活していない。そうよね?」
「うむ・・・その通りだ。今は転生したディアルガとパルキアが主人を復活させるために飛び回っている」
それを聞いたニャルマーの目が光る
「ねぇ、アタシと手を組まないかい?」
「なに!?」



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