第16章


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人間達などどうでもいいが、さすがに百人以上も死なれると目覚めが悪い。何より、あのポケモンの手下が増えるのはごめんだ。もしまた俺の手下に危機が迫ったら……。俺はそんな思いを電撃に託し、放った。

「諦めてたまるか……ボルテッカー!!」

俺は電気を纏い抜け殻に突進した。抜け殻はすでに形を取り戻しつつある。

「間に合え………!」

「そろそろだな……さあ復活だ!」

塔の上の黒いピカチュウがそう言い放つと、体から黒いオーラがわきでてきた


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