第15章


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痛みは全くなかった。どうやら手下たちも無傷らしい。
そして視点を向こうに向けると…そこには骨が大量に刺さったイワークがいた。

「第二段!よーい!」親分らしいガラガラがイワークに向かって言う。
「貴様らぁ!どうした!まぁいい、イシツブテども、俺様を守るんだ。」

次の瞬間、イワークに張り付いていたイシツブテたちが自爆した。

「ぬおおおお!俺のターンが終わってしまう!!せめて、じし…」
そう叫ぶイワークの顔面にガルーラのピヨピヨパンチが炸裂した。

「止めを、どうぞ。」ガラガラが俺に向かって言った。
ムウマージはまだ光を発していたが、苦しそうだ。一発で決めてやるとしよう。

「拝啓イワーク様、手下になってください!!」
渾身のアイアンテールが奴の顔面にめり込んだ。

イワークが倒れると、出口をふさいでいたイシツブテたちが立ち退き、洞窟が少し明るくなった。
「もうむり〜」ムウマージが倒れる。
「大丈夫か?」「ちょっとねる〜」

さて、このイワーク様の処分を決めないといけない。



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