第13章


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目の前の怪しいポケモンは考えるばかりで一向に答えようとしない。
どうせ出られないのだ。少しはったりをかましても良いだろう。

「答えないならば、この装置ごと焼き払ってもいいんだぞ。」

「それはやりすぎだと思います。」
ちょ、ロゼリア、空気読んでくれ…
「こいつ憎たらしいからやっちゃえば?」
ミミロップ、どうしてお前はそんなにやる気なんだ…
「ムウマージにとっては、どっちでもいい〜」
いや、よくねぇ…

「それは堪忍してえな。少なくともあんさんの味方やで。こうして会話もできよるに。」


「じゃあお前はポケモンなんだな?」

(どないしよう、ウソついて出たら殺されてまう。そもそもこいつらの目的はなんや。)

「いや、どちらか分かれへんのや。ところであんさんたちの目的はなんや。」




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