第12章


[03] 


お月見山を抜けると、ピッピとピクシーの集団が居た。会議をしているようだ。
「ちょっといいか?」
「まだ〜」
「今忙しい〜」
「ちょっと待って〜」
ダメだ、今は話にならない。一旦お月見山に戻ってみる。
地下へと向かうと、背中にキノコが生えたポケモン――パラスに出会った。
「君たち誰?」
一通りの自己紹介を終え、ピカチュウは野望を(ry
「ふ〜ん、面白そうだね。僕も付いていって良いかな?」
「ああ、仲間は多い方がいい。宜しく頼む」
「仲良くしてね〜」
「宜しくお願いします」
「ムウマージともだち〜」
 パラスが仲間になった!
もう一度、出口を目指す。
戻ってみると、ピッピ達は会議を終わったようで、数匹が残っていた。
「あ、さっきの〜」
「何しに来たの〜?」
「1匹増えてる〜」
「俺はピカチュウだ。実は……」
ピカチュウは野ぼ(ry
「面白そうだね〜」
「でも無理かも〜」
「残念だけどね〜」
「そうか。なら、周辺のポケモンに声掛けをしてくれないか?」
「「「それならいいよ〜」」」
そう言うと、ピッピ達は去っていった。
「ねえピカチュウ、これからどうするの?」
「ハナダシティ方面へ向かう。その前に一旦、基地に戻った方が良さそうだな」
そうして俺達は疲れを癒やすべく、ディグダの穴に在る仮基地へ向かった。



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