第10章


[09] 


まずはこの痺れを取らなければ。俺は放電をした。
「・・・。」
トイレが跡形もなく壊れてしまった。・・・すまん、船長。
さて、行くか。俺はトイレから出て機械の中に入り、(合体と言うべきか)外へ出て、船長にお礼を言って港から出た。ちなみにミミロップとロゼリアとムウマージは出してやった。中にいるのは可愛そうだからな。
「あのボールの中、狭いし何もないしイライラした!」
俺に覚えてろっと行ったはずだが・・・此処は変に突っ込むとやられそうなのでやめとく。
「まぁいい、俺についてこい。」
俺がツカツカ歩いて、此処は何処だろうと思っていたらある言葉がまわりから聞こえる。
「クチバシティのジムリーダーのマチスは凄いぜー!ライチュウが強すぎてよ!」
「ピカチュウ、今の聞いた?」
「聞いたが。」
「クチバシティのジムリーダーを倒すわよ!」
いきなりカントー地方来て早々、何いってるんだコイツは。
「面白そう、ムウマージもやる〜。」
「僕も面白そうですしやりたいですね。」
何みんな爽やかに賛成してるんだ。人間の世界がどんなところか分からないんだぞ。
まぁいい、よーく考えたらジムリーダーを倒すとバッジがもらえる
がもらえるらしい。
それを沢山集めてそこら辺のポケモンに見せれば俺の力に恐れをなして手下になるだろう。
丁度いい、俺がそのライチュウやらマチスやらを玉砕してやろう。
「でも、ピカチュウさんは戦う時トレーナーって設定だから、戦うと怪しまれるんじゃないんですか?あいつポケモンかも・・・って。」
「そうだった、まぁいい。俺たちの実力をこの地方で見せつけてやるぞ。」
「「「オー!」」」



[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.