第10章


[06] 


船らしいものを見つけ、俺はさっそく話しかけた。
「なんだい?君たちは?」
俺はさっそく喋った。カントー地方に連れて行ってほしいと。
「なんだ?その言葉は?」
「カントーチホウニツレテイッテホシイ」
ダンバルナイス。ビッパの技術も侮れないな。
「別にいいけど・・・。」
なぜか、軽々オッケーされた。こう上手くいくと何か不安になる。
「でも、そのポケモン達をボールの中にしまってくれ。この船は小さいんでね」
ボールって何だ?と、思ったら俺の腕(正式には機械の腕を操っているのだが) が勝手に動き出し、ポケットからボールを取って3匹のポケモンをしまった。
「ちょ…、ピカチュウ。何するのー!?」
ミミロップが悲鳴をあげてボールの中に入った。やれやれ、説明が面倒だ。
そして俺たちは船に乗った。


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