第1章


[18]逃げ出したゲンガー


ハクタイの森上空、ゲンガーがゴースト達を引きつれて飛んでいる。
「う〜…ひでえ目にあったぜ。まだ体が痺れやがる。」
「オヤビン良かったんですか?逃げ出して。」
「ケッ、もう十分宿を借りた借りは返してやっただろ!カラス共がどうなろうと知ったこっちゃねえぜ!」
「でも悔しいっすよ。このままゴース族がなめられたままなんて。」
「あのネズミ共があの調子ならまた会う事になんだろ。
この屈辱はその時じっくりはらしてやりゃあいい。ケケッ、そんときゃ本気でお相手してやるぜ!」
「あ〜あ、あの館気に入ってたのにな・・・。」
「つべこべ言うんじゃねえ!泊まる所も無くなっちまったし、さっさとギラティナん所へ帰るぞ!(はあ〜・・・せっかく離れられたのにま〜たあいつにこき使われる生活に逆戻りかよ〜。)」
「所でオヤビン、何か忘れてる気がしませんか?」
「あん?思い出せねえなら大した事じゃねえだろ。そのまま忘れとけ!」

その頃、洋館の一室
「ぷぷ・・・テレビの中からネズミ共を奇襲してやれなんてオヤビンも面白い事考えるよな。楽しみだなー。」
このままロトムはピカチュウ達に見つけられることも無くテレビの中に隠れ続けることになる。

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