秘密の放課後


[02]鍵


「遅かったな。」
先生が新聞に目を通しながら話す。
「少し、部員の子とお話してました。」

冬だからストーブがはいってるこの部屋も少し肌寒い。
「寒いか?」
まるで心の中を見透かされた様に先生に聞かれる。
「いぇ…大丈夫です。」

新聞をたたみ先生が近付いてくる。
「これならどぅ?」

私は、先生の腕の中にいた。
「ふふっ…温かいです。」
アタシは、先生の大きな背中に手を回す。

「麻咲……。」

「せんせぇ…。」
アタシタチは、キスを交わした。
もぅこんな関係が1年経とうとしていた。
「ホントお前冷たいな…。唇冷たい。」
「先生…温かいデス…。」

高校2年の頃クラブ内でテニスが中々上達しなかったアタシ。
先生がつきっきりで夜遅くまで教えてくれてた。
先生のおかげで3年のアタシは、今キャプテンになっている。
「帰るか…。送ってくよ。」
もちろん試合の話なんて嘘。
アタシに会う口実。

「先生のイジワル…。」
アタシは、ドアの鍵を閉めた。

「麻咲…昨日もだろ?さすがに」

「やぁっ…キスしてほしぃです。」

先生は、アタシにキスした。
「キスだけでいぃの?」

「先生…我慢できますか?」
アタシは、上目遣いで聞いた。
「無理…。」

「んっ…」
先生の舌がアタシの口の中に入ってくる。
この手慣れたキスも先生に教えてもらった。
先生の唇がアタシの首筋で音をたてる。
「せんせっ…跡ついちゃう…。」

「悪い子だからおしおき。」
先生は、アタシの首筋にキスマークをつけた。

「麻咲は、髪が短いからなぁ。隠そうとしても見えてる事多いよな。」

「ふっ…せんせぇ…そんなトコばっか見て…。」

先生の手が制服の上からアタシの胸を触った。
「胸だけで反応するなんて」
クスッと先生がいたずらに笑った。
手慣れた手つきで制服のボタンを一つ一つ外して行く。

「やだっ…そんな見ないで。」

先生は、アタシの手をどける。
「こんな可愛いのに隠さなくていぃょ。」

先生が胸を愛撫する。
先生の手が内太股から上に上がって来る。

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