第一章〜扉〜


[04]〜翔〜


あいつ何言ってたんだ?
なんか引っ掛かるよなぁ…


よし、涼をつけよう。

扉を開けて見た光景は、目を疑うものだった。

涼が…涼が…

死んでいた。

「うぁぁぁぁぁっ!」

涼の隣に誰かいる?
女の子?
どこかで見たことがあるような?

キーン

頭がいたい。吐き気がする。だけど、大切なことを思い出した。

「お前は滝 絢香…」

「フフフ、マダヤクシャハソロッテイナイ…ソノオンナハタノンダ」

「なぁっ、待て!」

そのときには、滝の姿はなかった。

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