ずっと一緒に居たかった…


[14]次の日伸也


俺は和美と別れて今日から部活を真面目にすることにした


他のやつからみれば俺はサッカーが上手いかもしれないが自分ではまだまだ下手くそだと思っていた

俺を憧れとしてがんばってるやつが何人もいたらしいが俺は知らなかった

ただ一人を除いては…



その一人は俺の弟だ

なにをやらしても中途半端で見てるだけで腹が立つくらいだ




学校でみんなが部活をしているのに一人だけベンチに座って携帯をいじってるやつが居たんだ



そこに居たのはやっぱり弟だった

試合も近づきみんながレギュラーをとるためにがんばっているのに
キャプテン
副キャプテン
俺はレギュラー確定をしていた
もちろん弟もしていたらしいが他の確定したレギュラーもみんな真面目にしているのをみてイライラがつのっていった


部活が終わり帰る時に弟を叱りながら帰った




「お前はなんのためにサッカーしてんだ。
みんな真面目にしてレギュラーになろうとがんばってるのにレギュラーになったからって調子こいてんじゃねぇぞ?」
弟「俺は調子なんかのってない!
兄貴が調子こいてんだろ?
ちょっと上手いからって周りからチヤホヤされてさ!
一番ずにのってるじゃん!」




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