オヤシロ様の祟り


[01]1


綿流しの夜に一つの殺人事件が起きた。
被害者の名前は富竹ジロウ、死因は自ら喉を掻きむしたことによりの出血死だった…


「むごいですね…」
一人の若い刑事が鼻と口をハンカチで押さえながら呟いた。
「これはまた。」
愉快そうに一人の中年ぶとりの男が死体の元に近づいた。
「大石さん、よく近づけますね。」
感心したように言う。
「ムフフ…これはとても興味ぶかいですね。」
大石は不謹慎にも死体の前で嬉しそうに笑う。
「大石さんどうかしたんですか?」
若い刑事は気味が悪そうに尋ねる。
「オヤシロ様の祟りですか…また雛見沢。」
大石は地面に書かれていたオヤシロ様の祟りとゆう文字をなぞっていた。
「明日、雛見沢に行ってくる。」
大石は死体に興味をなくしたようにその場所から離れた。
「雛見沢に行ったからていって何かわかるんですか?」
「雛見沢御三家の園崎家の当主に会いにいってくる。」
大石はそのままその場所から出て行った。

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