闘魂!第3巻


[01]第21話


鳳凰山に向かった拳たち

拳「なぜ山の中に長老が?」

孔雀「ここ千年飲まず食わず…真の不死鳥と言われるお方」

龍「千年!」

孔雀「灯火が消えない限り生きていると言う噂もあるわ」

拳「そこでなにを?」

孔雀「着いたわよ、この中に長老がいる」

拳「じゃあ行こうぜ」

孔雀「悪いけど…私はここまで」

龍「なぜだ?」

孔雀「選ばれた人しか入れないの」

拳「面白そうじゃん」

龍「ちょっと危険そうだけど」

陽炎「…」

孔雀「私は村に帰ってるね」

拳「おう!サンキューな」

拳達は奥に入って行く

―――――――――

長老「久しぶりじゃの〜誰か来るのは」

―――――――――

ゴゴゴゴ…

拳「!!!!」

龍「岩だ!」

拳「なんてベタな仕掛け!」

陽炎「はぁ〜〜〜!」

ドカーン!!!

龍「やる〜」

陽炎「えへへ」

「誰じゃ」

拳「誰かいる」

ボウッボウッボウッ

ろうそくに火がついた

拳「兵隊さんのお出ましか?」

龍「問答無用だよな」

陽炎「ガルルル…」

拳「暴れるか」

バシッ!

龍「!!!」

サラサラサラ

拳「おりゃ〜」

ドカーン!


サラサラサラ

陽炎「ウォォ!」

ズシャズシャズシャ

サラサラサラ

拳「こいつら…」

龍「砂だな」

陽炎「すぐに戻るよ?」

拳「簡単には倒させてくれないみたいだな」

「ぐわ〜」

「殺してしまえ〜」

拳「チッ」

龍「風で…!」

拳「どうした?」

龍「技が発動しない…」

拳「特別な山だな」

陽炎「どうするの?」

拳「倒しながら考える」

龍「だとさ」

陽炎「…わかった」

ズシャズシャズシャ

ドカーン!

サラサラサラ

龍「拳…体力が減るだけだぞ…」

拳「ろうそくのが有るからか酸素が…」

龍「!!!…1・2・3・4・5…」

陽炎「ガルルル」

龍「1・2・3・4・5…陽炎」

陽炎「ん?」

龍「ろうそく消してくれ」

陽炎「フゥ〜」

ボンッ

拳「1人爆発した!」

龍「陽炎どんどん消せ!」

陽炎「はい!」

ボンッボンッボンッ

ろうそくと兵隊は消えた

パラパラ…

拳「ん?」

ドカーン!

穴が開いた

拳「行けってか…」

拳達は奥に入って行く

長老「よくきたな、若者よ」

拳「お前が長老か」

長老「どぶろくの息子に竜也の息子か」



龍「なんでしってる!」

拳「千年もここにいるのに」

長老「もはや目では見ておらんよ」

拳「予言者…」

長老「そこまでわかっとるなら話そうか」

拳「なにをだ?」

長老「再び大蛇(オロチ)が目覚める!」

陽炎「大蛇って?」

長老「二人の母親を殺したやつじゃよ…まぁ生け贄(にえ)と言ったほうがいいじゃろ」

拳「でも大蛇は!」

長老「いつの日も戦争よ…じゃから、わしはここにおる」

拳「俺が大蛇を倒す」

長老「なぜ大蛇を殺さなかったかわかるか?」

龍「たしか鬼も封印してるとか…」

拳「なぜ殺さない!」

長老「そこにいる陽炎と一緒じゃ」

拳「…」

長老「簡単に殺せる者じゃないんじゃよ…」

拳「だけど、俺は仲間を守る為なら!死ぬ覚悟ぐらいできてる」

長老「じゃあこれを持って行きなさい」

拳は不死鳥の羽根を手に入れた

拳「大蛇は俺が倒すから」

龍「俺等だろ(笑)」

陽炎「うん」

拳「じゃあまた来るわ」

長老「気をつけるんじゃぞ」

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