ふたつ目の話


[02]??


階段を三階、二階と降りた。そうしたら、俺は足を止めた。
ふたりのギャル風の女子が着替えていた。ここは非常階段。人はめったにこない。だから着替えているのかなと感じる。
ピンクのブラをしていた。ふたりは。
見ていた。しばらく。のぞきだ。早い話が。
だんだん見ていて無我夢中になった。しかし、ひとりがこちらを見てきた。
バレた。ヤバい。
「何してんの?」
「のぞきじゃね」
ふたりは言った。しかし、無言に俺はなった。
「どうする?」
「あのさ、最近彼氏いないから欲求不満なんだよね。ヤッちゃわない?」
「やる?」
俺は何も出来なかった

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