小悪魔登場


[03]憂鬱な入学式


―唯SIDE―


今、入学式の真っ最中



・・・つまらない



ハゲの校長の話なんか聞いて



当然眠いが優等生を演じる私は寝れない





だから、憂鬱だ・・・・!





「新入生代表挨拶です!!代表の安藤唯さんお願いします。」



・・・・・ああ。
私の番か・・・・・・・。





『私はこの学校に来て、こんなに良い古風な学校は始めて見ました。先輩方を見ても、優しくて温かい先輩方ばかりです。勉強になりました。私も先輩方を見習って私もそんな先輩になりたいです。』









本当は思ってないけど!


あほらしい。ハゲ校長や、私の言葉を信じてる先輩。

バカばかり、本当にそう思うわけないじゃない。




私の言葉に頷く親。



ハァ〜。こんなにバカな高校入って損した。



もっとレベル高いところ入ればよかった。






「君!よかったよ、あのスピーチ!」


ハァ?バカじゃない?


あんなのバカでも考えれるよ!


『あっ!ありがとうございます。』

まあ優等生だからちゃんと演じないとね♪










やっと!終わったよ!




つまんない入学式!




・・・・・・・憂鬱。

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