第1詩;第1項


[01]発展途上国


さて……日本では、仕事をしながらお金を手にして幸せを買っている。では、発展途上国では貧富の差が激しい中で、どのようにして幸せを買うのかというと・・・まず、学校に行けなくとも、家がなくとも、幸せを精一杯買おうとしている。その方法の大半は、自分の体を売ることだ。日本では風俗やAV業界といった、自分の体を売り、幸せを手にしている者たちがいるが、しているアクションは同じでも、している重みは全く違うものだ。体を売らなければ……臓器を売らなければ……生きていけないのだ。
分かってほしいのは、幸せの仕入れ方は星の数ほどあるが、幸せに価値などはない。価値があるのは、幸せの重みである。仕事をして幸せを手にするよりも、自分の体を売り幸せを手にしている方が重みがある。
その過程は幸せとは日本人の考え方では、無理があるが発展途上国の国ではそう思ってない。
今、自分が置かれている幸せな状況を考え、社会に貢献できるよう、その幸せをなんらかの方法で寄付してやることが、重みのある過程を少しでも楽にする方法だと思う。
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