第8章


[02] 




俺はサマヨール飛び乗り、あたりを見回した。
ミミロップ達もゴーストに掴まっている。時は来た!
「行くぞ!なんとしてもこいつを止めるんだ!」
みなが一斉に飛び出した。

「フッ、図に乗るな」
ふたたび紫の石版が光り竜巻が襲い掛かる。
「二度も同じわざは食らわないよ!行くよお前たち!」
ニューラたちのこごえるかぜが竜巻を相殺する。
「今だよ!」
「ぬりゃー!!」
チャーレムがユキノオーの巨体を思い切り紫の石版に向けて投げつけた。まさか・・
「やめろ!その体じゃたえられない!」
「ウッドハンマー!!」
体のきしむ音とともにユキノオーの腕が振り下ろされた。
石版とともに限界を超えたユキノオーの体が崩れ去っていく。
「後は任せたぞ・・」
ユキノオーの体は崩れ去った。お前の死を無駄にするわけにはいかない。残る石版はあとひとつ!



[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.