第6章


[39]パチリスの逆襲


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また発電所前にパチリス達が集まっている。
「前回は失敗したしたけど、今回はうまくいきましゅ!」「まだなんかやるんだぞー?」「諦めるでち…。」
「あの電気鼠に出来て僕ちん達に出来ないはずがありましぇん!今度はあの電気鼠の手下の住み着いてる森の館を襲撃するんでしゅ!」
「そ、そうだぞー!電気鼠に出来て僕達に出来ないはずが無いんだぞー!」「…そうでちね!やるでち!」
「わかったら行って来るでしゅ!」

恐る恐る館に近づいていくパチリス達…
「こ、怖いんだぞー…。」「やっぱり無理かもでち…。」
その時、バタンと洋館の扉が開き、ドンカラスが出てくる。
「たまには羽のばさねえと黴びっぽくなっちまうわなあ…。」
「だ、誰か出てきたんだぞー!?」「声をかけてみるでち!」
パチリス達はドンカラスに寄っていく。
「…なんでえ?おめえさんがたは…?」
ヒソヒソ「や、やっぱり怖いんだぞー!…」「近くで見ると大きいでしゅ…」
「子どもは帰りな。ほら、このポフィンやりやすから。」
「え!?だぞー!」「わーいでち!」
パチリス達はポフィンを齧りながら帰っていった。
「何しに来やがったんでしょ…。まあ、いいや。あっしは散歩、散歩と。」


「で、お前達はポフィン渡されて帰って来たんでしゅか……。」「おいしいんだぞー!」「いい人でちた!」
「何、買収されてるんでしゅかーー!…僕ちんの分は?」「無いぞー!」「これしかないでち!」

「むきー!これも全部、電気鼠のせいでしゅー!!11!!電気鼠め、絶対に許さないんでしゅ!!」

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