第5章


[01] 


「相変わらず霧が濃いな…」
やはり、洞窟の地下は真っ白にけぶって視界が悪かった。
湖にでも落ちたら大変だ。やはり、また案内が欲しい。
そう思った時…

「ピカチュウボス!キキィ!」
「うわあああ!」
霧の中から現れたのは…
鋭い目をして、巨大な口を開けたコウモリだった。

「なっ何者だ?!俺はお前など知らんぞ!」
「何言ってるだっキィ。前に、ここで会ったズバットだっキィ」
「え…ええー?!」

「ぜんぜんちがう〜」
「だって…あんた目があるじゃない。ズバットは無かったわよ?」
「洋館に行った後、ドンカラス達を手伝ってるうちに進化したキィ。
 あんた達だって、ピカチュウボス以外は変わってるキィ?」
「まあ…確かにそうですね」
「今はゴルバットだキィ」

こいつも進化か…。

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