第41章
[13]
森を抜けると高度は急速に上昇し、周囲の全容が眼下に広がる。
思わず目が眩みそうになり、ロズレイドは必死でボーマンダの首にしがみ付く。
「目を回している暇などない。しっかり探すがよい」
「は、はい……あの……ディ……いえ、ボーマンダさん」
「何だ?」
「どうして、あなたのような方が……このような事を?」
「あの者を守ってくれ、と頼まれたのだ」
当然の疑問に対するボーマンダの回答は、実に簡潔で明瞭だった。
「誰にです?ドンカラスさんですか?まさか……ひょっとしてペルシ……」
「いや、あのしなやかな肢体がなかなかに魅力的な娘……ゴ、ゴホンッ……もとい、あの者の配下からだ」
「じゃあ、ニューラさん達が……」
普段は悪態をつきながらも、やはり彼らもマニューラを慕っているのだ、とロズレイドは安堵する。
「でも、それなら……何故僕を……」
「前にも話した通り、お前達の世界の行末に、我らが力を用いて関与する事はできぬ。
だが、一介のポケモンとして、これくらいの協力はしてもよかろう。
何しろ、真にあの者を守れるのは……今のところ、お前だけのようだからな」
「僕が……マニューラさんを?」
ボーマンダの意を図りかね、ロズレイドは思わず溜め息を吐く。
「そんな……無理です……マニューラさんは僕よりずっと強いんです。僕なんか、足元にも及ばない。
むしろ、僕の方が守られてばかりで……僕の力程度じゃ何の役にも……」
「何者かを守るのに必要なのは力だけとは限らん。事によれば、目に見える力を遥かに凌駕したものだ。
それを我々や、我が主に示したのは、他ならぬ……お前の主、そして、この世界に生れしお前達……
……そうではなかったか?」
その言葉に、ロズレイドはハッと胸を突かれる思いがした。
『……僕が、僕だけが、マニューラさんにできる事……誰にも負けない事……それは……』
閊えが取れ、頭から不安や迷いが引いていく、その時――
木々の合間を進んでいくマニューラの姿が、ロズレイドの視界に入った。
「あっ!あれです!あそこにマニューラさんが!」
「よし、では下りるぞ」
ボーマンダはロズレイドの指差す方向に大きく旋回し、徐々に高度を下げていった。
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