第4章


[05]



俺はレジアイスに電撃を放つ。
「ピビッ テキノ コウゲキガ メイチュウ・・・ サクセンニ シショウナシ」
効果が薄い。
「ならば接近戦だ!ミミロップ!お前は奴の後ろに回り込め!奴を挟んで同時に攻撃する!」
「わかった!」
「コマンド コゴエルカゼヲ ジッコウシマス」
レジアイスが凍える風を吹き出す!それをマントで防ぎつつ、突っ込む。
「いくぞ!」「うん!」
俺はレジアイスに尻尾を叩きつけ、ミミロップはレジアイスにアッパーをおみまいする!
レジアイスにヒビが入った!
「ガガッ ピー テキノ ザザッウゲキ メイチュウ ビー サクジジジッンニ シショウアリ キノウ テイシ ピーーーッ・・・」
レジアイスは動かなくなった。
「(ミミロップとピカチュウはつよい。でも、ムウマはよわい。くやしい・・・。)」
?さっきから道具袋が揺れる。
中を覗いて見ると、闇の石が何かに共鳴するように震えている一体なんだ?

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
また部屋が揺れる。揺れでレジアイスがバラバラに砕け散り、中から石板の様なものが出てくる。
何だかよくわからないが、とても大切な物のような気がした。持っていくとしよう。
床の氷が溶け、階段が現われた。一階への出口は相変わらず凍っている次の階に進むしかない。

―― テキヲ トメロ! トメロ! トメロ! トメロ! トメロ! ――

次の階は壁と天井がゴツゴツしている部屋だ。床に岩が幾つか転がっている。
そしてさっきの部屋と同じように中央に石像があるが・・・。

[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.