第4章


[03] 


「よし!駆け抜けろ!」
番人が混乱している隙に、神殿に入り込む。

無事に全員、神殿内に潜りこめた。
部屋の中央に胸の前で腕を組んだ異形の石像がある。
「これは例の巨人を形どった石像でしょうか?」
「さあな。とりあえず先に進んでみるとしよう。」
“左”奥にある階段で地下に降りる。

―― ア・・・・・・ウ・・・ ダ ・・・ル・・・・・・ス ノ、ヤツノ、 ニクキ テキノ チカラヲ カンジル! シンニュウシャヲ ニガスナ! ――

「おかしいですねー?ポケモンを一匹も見かけませんよ?」
「変だな。」
全員が降りると、出口が凍る!
「何だ!?」

―― テキヲ ニガスナ! ニガスナ! ニガスナ! ニガスナ! ニガスナ! ――

出口が塞がれた。
「ど、どうしよう!?」
「先に進むしかないな。」
気軽に入ったつもりがとんでもないことになった。
この部屋は床、壁、天井がすべて凍り漬けだ。
部屋の中央にまた石像がある。
俺達はその石像に近づいてみた。
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
部屋が揺れる!
「な、なんなの〜!?」
―― テキヲ コロセ! コロセ! コロセ! コロセ! コロセ! コロセ! ――
「ピー レジアイス、キドウシマス。」
石像が動きだし、襲ってくる!

[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.