第4章


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「奴は自滅する気だ!固まって伏せろ!」
俺は手下達をなるべく壁際へ押しやった。
「どっか〜んいや〜!」
「うわっ…!」
「あっ!スボミーが!」
ツルツルした床でスボミーが転び、奴の方へ滑っていく。
「ああっ…!ピカチュウさーん!」
「…ちっ!」

3……2……1……

間に合わない!
俺はとっさに……スボミーに覆い被さった。



ズゴゴゴゴゴゴオーーーーーーーン!!!!

「きゃあーーー!」
「ぼわわわ〜ん!」

「ひゃああ…!」
「ぴがあーーーーーー!」

……体が砕けるほどの衝撃が走り、部屋が上下に揺れ……やがて……

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