第37章
[15]
「これは、ルカリオ様のお弟子さんではありませんか。
留守を言い付けられていたはずのあなたが、どうしてここに?」
少々予想外の出来事に焦りつつも、ヤミラミは言った。
どこから見られていたかわからないが、チャーレムへの攻撃は暗い中での一瞬だったし、交わした会話は小さく、
まだ誤魔化して言い包める事ができるかもしれないと可能性を模索する。
「チャーレム様が大変なのです。自身もハガネールめに深い傷を負わされながらも、我々をここまで逃がし――」
「すっとぼけるんじゃあないわ。あんた達のやった事は全部見ていた。
一体どういうつもり? どうせろくでもない事に決まっているんでしょうけど」
数分前、ルカリオ達が入っていった光の石で煌めく大穴の外から、中を窺っていたミミロップだったが、
奥からヤミラミを抱えてチャーレムが戻ってくることに気付き、慌てて身を潜めて、その様子を見ていたのだ。
闇の中でもヤミラミの動きと漏れだす悪意ある波導は、ミミロップにも感じ取れた。
その卑劣さ、姑息さに沸き立つ怒りを抑え、戦闘態勢を崩さぬままミミロップはゆっくりと詰め寄っていく。
「全部話してもらいましょうか。そして師匠とハガネールの戦いを止めに行かなきゃね」
チッと毒づき、ヤミラミはもう一匹へと目配せする。こくり、ともう一匹は小さく頷いた。
見たところ、ミミロップの姿はそれほど強そうには見えない。
完全な不意打ちで無くとも、簡単に始末できるだろうとヤミラミは踏んだ。
ヤミラミ達は音もなく同時に鋭い爪を振り上げてミミロップへと飛び掛かる。
――それ来た。
慌てふためく事なく、ミミロップは冷静に二匹の攻撃をかわす。
そしてすれ違いざまに一匹の腹部に拳で鋭い一撃を叩き込んだ。だが、その感触にミミロップは違和感を覚える。
まるで宙に浮かぶ大きな埃の塊を殴り付けたような妙な手応えだった。
[前n]
[次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[
←戻る
]
普通度判定
勇気のでる待受
GRAFFITI
就活
アート待受
巨乳動画
血液型占い
オリジナルdesign待受
萌えアニメ
夢占い
魔法の恋愛テクニック
恋愛心理テスト
アイドルFLASH
空の写真
ランキング
恋愛メーカー
漢字
デコメ取り放題
待受FLASH
占い占い
顔文字
写メ診断
PROJECTZERO
花の待受
恋に効く待受
デコライン
短縮URL
チャット
デカデコ
絶景
たまチョビ
夜景
姫系×セレブ系
Flashゲーム
ツンデレ
フルムービー
海のFlash
爆笑
小悪魔
壁紙
レンタルランキング
診断
四字熟語
動画天国
wedding
ペット
紙芝居
Japangirl
ヒーリング
暇
SNS
顔デコポン
ブログ
巨乳画像
お買い物
癒し待受
おバカ待受
理想の彼氏
グラビア
オンラインゲーム
アイコン
アイドル待受
レシピ
絵文字デコメ
アダルトゲーム
モテ期
アートFlash
アイドル爆破ゲーム
小説
アイドル伝説
検定
JapanGirl
メール転送
雑学
名前占い
モテカワ
さくら
野球拳
成分解析
理想の娘
J−POP
Flash時計屋
常識検定
萌えボイス
メールポータル
脳の訓練
クール
動画フル
おバカデコメ
HIPHOP
顔文字待受
ピンク先生
QRコード
占い
OL専門動画
Copyright(C)2007-
PROJECT ZERO
co.,ltd. All Rights Reserved.