第30章


[23] 


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ピカチュウ達が屋敷にいる頃グレンの船乗り場では一人の今時風の青い髪の女が船から降りた。旅行用の大きなボストンバッグを一つ持ち、傍らには彼女のポケモン、プラスルがいる。
「プラスルここが、グレン島よ。ほら、向こうに大きな火山があるでしょ」女は火山を指差した。
「こういう所には良い温泉があるのよ。そして温泉に入って日頃の疲れを取るのよ。」
「プラップラッ」
プラスルは首を縦に振り相槌した。
「はぁ、ようやく休みがとれた。最近仕事ばっかりで疲れまくりよ。その上給料は安いし、出来の悪い部下の面倒ばかり、しかもその部下は口ばっかりで…」女は口を閉じた。
「ぐちばっかりこぼしても、何も面白くないわ!プラスル行くわよ、まずは昼食の時間からずれてるけど遅目の昼ご飯を食べに行くわよ!」女は言った。
「プラー」
プラスルは喜んだ。
彼女達は、昼ご飯を食べるために船場から温泉街へと向かった。



[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.