第21章


[02] 



さて、時はピカチュウがバンギラスと戦闘している頃に戻る。
ここヤマブキの、シルフビルの前に赤帽子の子供――レッドは立っていた。
(ここの一番上にサカキが……)
何があったのか、見張りはうつ伏せたまま動かない。
レッドは、ロケット団のアジトで出会ったピカチュウの事を考えた。
(もしあのピカチュウがここに来ているとしたら…)
[ガシャーン!]
その時、上の方からガラスが落ちてきた。
上で誰かが戦っているようだ。
(まさか、サカキが!?こうしちゃいられない、早くサカキを倒さなきゃ!)
次の瞬間、レッドはダッシュでシルフビルの扉をくぐった。



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