第12章


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「誰が酒に酔ってミミロップと…だとぉ…!?それに何だ!?この洋館の浮かれきった状態は…!?」
ピカチュウは怒り、電気を纏いバチバチと音をたてている。
「ク、クァハ…クァハハ…いや…そのあっしは…。え〜…
「「「ご、ごめんなさい!すいませんでした〜!!申し訳ない…。」」」
激怒するピカチュウにドンカラス達は土下座して謝る。
「(だからボクは止めたんだポチャ…。)」



―――――



ピカチュウは大きなため息をつく。
「はぁ…もういい。呆れて何も言えん。今回は許してやろう。」
土下座していたドンカラス達が一斉に頭を上げた。
「い、いや本当にすいやせんでした。ささっ、こちらへどうぞ!」
ドンカラスは今まで自分が座っていた上座の椅子を羽でささっと払い、ピカチュウを案内する。
「情けないポチャ…。」




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