第12章


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もどり、ハクタイの館。



パーティーの準備はもう済んでいるようだ。
「さて、後は年が明けるのを待つだけでえ。クァカカ!」
「「「かんぱ〜い!」」」



ポケモン達が楽しそうに騒ぐ中、エンペルトが不安そうに、上座にどかっと座り酒を上機嫌そうに飲んでいるドンカラスに近づいていき小声で訪ねた。
「(うわ、酒臭いポチャ…。)ドン、大丈夫ポ…ごほん…か?ボス達がカントーで頑張っているのにこんなことしてて…。」
ドンカラスは上機嫌なまま答える。
「大丈夫だってんだ。こんなめでてぇ日だ、ボス達も楽しくパーティーをやってることでしょうぜ!」
「(あのせっかちで真面目なボスがそんなことやるとは思えないポチャ…。)もうどうなっても知らないポチ…よ。ボクは止めたからな。」
「大丈夫、大丈〜夫!ボスも今ごろは酒によって、その勢いでミミロップの姐さんとあんなことやこんなことを…クァカカ…」



バチチィッ!バリバリィッ!突然、ドンカラスに電撃が放たれる!
「あぎゃぎゃぎゃぎゃっ!…だ、誰でぇ!」
「…き・さ・ま・らぁっ…!」
「げ、げげぇーーーっ!?ボ、ボボ、ボボボスッ!?!!?!」



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