第12章


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どんな戦闘漫画にも必ず存在する…そうライバルだ。
ドラゴンボールしかり、ベジータ。明日のジョーしかり、力石。
さて、この小説のライバルとはいえば?そう、ゲンガー様である。
ゲンガーといえばアルセウスとの対戦で、ギラティナと道連れをして消えてしまった可愛そうなやつである。でも彼は負けない。
ピカチュウを倒すために、今日も明日も修行に励むのだ。
そんな彼は今何をしているのだろうか?…話は変わるが、もうすぐクリスマスである。クリスマスといったらあれである。そこ、彼女じゃない。
サンタである。サンタといったらプレゼントである。さて、話を戻そう。
彼たちは今どこにいるのだろうか?…ゲンガーは今、ロストタワーにいた。



「ケッケケ、もうすぐクリスマスだぜ。」
「どうしましたか?ゲンガーさま。」
ゴーストがそう尋ねた。ゲンガーはド○ルドのような笑顔で答えた。



「鼠共にクリスマスプレゼントをやるんだよ…。」
「え?!ゲンガーさまがですか?!どうしたんですか?」
「話は最後まで聞きな。鼠共が住んでいる森の洋館の煙突になぁビリリダマを入れるんだよ…。そしたら森の洋館の中はドカン!…血祭りだぜ。ケッケッケケ!」
「頭がいいですね!ゲンガーさま!」
「すぐに準備するぜ!ゴースト共!」
「「「アイアイサー!」」」



しかしゲンガーは住んでいたにもかかわらず気づいていなかった。
森の洋館には煙突がなかったことを。

…さてクリスマスまで後9日である。
その後、ゲンガーがどうなったかは想像ができるだろう。でもゲンガーは負けない。
今日も明日もピカチュウに負けないために修行をするのだ。

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