第10章


[12] 


「長い洞窟ね。この洞窟はディグダ達が作ったのね・・・。」
「ちょっと休むか。」
俺たちは洞窟の壁に腰掛けて座った。疲れた。
「や・・・やめて、痛いよ〜。」
「ん?誰だ。」
俺は壁に腰掛けるのをやめ立った時、地面から茶色の棒のようなものが出てきた。
「いてててて…きみ達だれ?」
「人の名前を聞く前に自分の名を名乗るのか普通だろ。」
「御免、御免…。僕はディグダっていってこの洞窟を掘っているんだ。」
「俺はピカチュウって言うだが俺の話しを聞いてくれないか?」
ピカチュウは野望を…



「面白そうだね!でも僕戦うのは嫌い…」
「そうだ!ピカチュウ。ディグダに仮の基地を作ってももらわない?」
「それはいいですね。ディグダさんは穴掘るのが得意ですから。」
「じゃあ、そうするか。ディグダ、やってもらっていいか?」
「いいですよ。ちょっと待っててください…。」
そう言いディグダはそこら辺の壁の穴を掘り始めた。



ズドドド!ズドドドド!



待つこと10分後、俺たちの仮基地ができた。
「さて、これから手下を増やそうと思うがどうする?」」
「そういえば此処からまっすぐいき洞窟を出たらトキワの森があるんですが…。」
「それがどうしたの?」
「トランセルやらコクーンやらいっぱいポケモンがいるんですがどうです?」
「虫は苦手…。」
「トキワの森か、俺が住みなれていた所だし行ってみたいな。」
「ピカチュウがそれでいいなら、まぁいっか…」
そして俺たちはディグダに道を案内にされて、トキワの森に行くことになった。
トキワの森…住み慣れた俺の森。どんなところになっているか楽しみだ。




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