第10章


[01] 



アルセウスとの戦いの後、俺たちは森の洋館に戻りこれからの 方針について話し合うことになった。
これから俺たちはどうするべきか、どのような活動をするべきか。それともナマケモノのようにぐーたら しているか。最初に口を開いたのはコイツだった。



「拙者は武者修行を・・・。」
そう、物知りのロゼリアだった。
「んー、ビッパとかマニューラとかいるし、僕たちが何もしなくてももう此処の地方は大丈夫だと思います。ぐーたらのんきに寝てます?」
「そんな生活つまらん。世界中のポケモンを手下にすると言ったはずだ。」
俺は即座に反論をした。といってもやる事がない。そうだ。
俺が此処に来るまで人間に育てられていたカントー地方に行ってみたい。
というわけで都合よく思いついたカントー地方に行こうかな、と思う。
コイツ等は置いてくつもりだがタケシのように地獄の果てまで着いていくだろう。
ま、別に俺はかまわないが。何しろコイツ等は俺にとって・・・説明するまでもないだろう。
「でも、ピカチュウさん。大丈夫ですか?」
「え?カントー地方に行くのに問題があるか?」
「どうやってそこまで移動するんですか?」
さて、どうするか

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